症状

システムに次のいずれかの症状が発生する場合があります。

• USB-C ポートが動作しない
• Intel Thunderbolt コントローラーが OS/デバイスマネージャーに見つからない
• USB-C、または Thunderbolt ドッキング・ステーションが見つからない、または接続の問題がある
• HDMI 出力がない
• USB-C 電源アダプターをUSB-C ポートに接続して、システムのバッテリーが充電できない
• Intel Thunderbolt のポップアップエラーメッセージ
• Intel Thunderbolt セーフモードのエラーメッセージ
• BIOS Thunderbolt 通信エラー、または POST中の停止

一般的な使用において6～12カ月後からこれらの症状の発生がみられます。

対象機種

• P43s (タイプ 20RH, 20RJ)
• P51 (タイプ 20MM, 20MN)
• P51 (タイプ 20HH, 20HJ)
• P51s (タイプ 20HB, 20HC)
• P51s (タイプ 20JY, 20K0)
• P52 (タイプ 20M9, 20MA)
• P52s (タイプ 20LB, 20LC)
• P53s (タイプ 20N6, 20N7)
• P71 (タイプ 20HK, 20HL)
• T470 (タイプ 20HD, 20HE)
• T470 (タイプ 20JM, 20JN)
• T470s (タイプ 20HF, 20HG)
• T470s (タイプ 20JS, 20JT)
• T480 (タイプ 20L5, 20L6)
• T480s (タイプ 20L7, 20L8)
• T490 (タイプ 20N2, 20N3)
• T490 (タイプ 20RY, 20RX)
• T490 (タイプ 20Q9, 20QH)
• T490s (タイプ 20NX, 20NY)
• T570 (タイプ 20H9,20HA)
• T570 (タイプ 20JW, 20JX)
• T580 (タイプ 20L9, 20LA)
• T590 (タイプ 20N4, 20N5)
• X1 Carbon 5th Gen - (タイプ 20HR, 20HQ)
• X1 Carbon 6th Gen - (タイプ 20KH, 20KG)
• X1 Carbon 7th Gen - (タイプ 20QD, 20QE)
• X1 Carbon 7th Gen - (タイプ 20R1, 20R2)
• X1 Yoga 2nd Gen (タイプ 20JD, 20JE, 20JF, 20JG)
• X1 Yoga 3rd Gen (タイプ 20LD, 20LE, 20LF, 20LG)
• X1 Yoga 4th Gen (タイプ 20QF, 20QG)
• X1 Yoga 4th Gen (タイプ 20SA, 20SB)
• X1 Tablet 3rd Gen (タイプ 20KJ, 20KK)
• X280 (タイプ 20KF, 20KE)
• X380 Yoga (タイプ 20LH, 20LJ)
• X390 (タイプ 20Q0, 20Q1)
• X390 Yoga (タイプ 20NN, 20NQ)
• Yoga 370 (タイプ 20JJ, 20JH)

※日本未発売製品を含みます。

関係するシステム構成

USB-C、または Intel Thunderbolt コントローラー

オペレーティングシステム

Microsoft Windows 10 64 ビット

対策

Lenovoでは、対象のシステムのIntel ドライバー、およびファームウェアを直ちにアップデートすることを推奨します。両方の更新 (ドライバーとファームウェア)のインストールが必要です。 Lenovo では、ドライバーパッケージ (Intel Thunderbolt ソフトウェア)を最初にインストールして、次にファームウェアのパッケージ (Intel Thunderboltファームウェア) をインストールすることを推奨します。アップデートのパッケージは、以下から入手できます。

• Lenovo Vantage (システムアップデート) Lenovo 推奨
• Lenovo サポートサイト PC用 (ドライバーとソフトウェア、手動更新、ディスプレイとビデオグラフィック、Thunderbolt および ファームウェア)
• 以下の表を参照

* T480 DCH ドライバーは、Windows 10 S エディションにて必要です。こちらリンクから - N22TB02Wインストールの方法は、各パッケージの readme を参照してください。

1.41.*.* = DCH Windows 10/11 S ドライバー

17.*.*.* = Non DCH Windows 10/11 ドライバー

インストール手順については、各パッケージの Readme を参照してください。

その他の情報

これらのアップデートの後も症状が続く場合は、Lenovo コンタクトセンターへお問い合わせください。

ファームウェアのインストールには、Intel Thunderbolt IO Controllerが BIOSで有効になっている必要があります。

NVM バージョン 4.0のユーザーは、ファームウェアを更新する前に、Thunderbolt デバイスをシステムに接続してください。

ソフトウェアとファームウェアのバージョンは以下の方法で確認できます。

Powershell

1. Windows 10/11 タスクバーで「powershell」と入力します。

2. ソフトウェアのバージョン: Powershellを開き (Get-WmiObject Win32_PnPSignedDriver| where {$_.DeviceName -eq "Thunderbolt(TM) Controller - 15BF"}).driverversionと入力します。

コントローラーの「 string 15** 」はシステムによって異なります。 デバイスマネージャーを使用してお使いのバージョンをご確認ください。

3. ファームウェアのバージョン

PowerShellを開き、ファームウェアのファイルがインストールされたディレクトリへ移動します。　C:\DRIVERS\Thunderbolt_FW

次のコマンドを実行します。 .\FwUpdateCmd.exe GetCurrentNvmVersion "$(.\FwUpdateCmd.exe EnumControllers)"

Intel Thunderbolt Software または Intel Thunderbolt Application Center

Windows 10

1. Windows 10 タスクバーで「Thunderbolt」と入力します。
2. タスクバーで青色と白色の稲妻の光のアイコンを右クリックして、「 バージョン情報」をクリックします。
3. ウィンドウに「詳細」が表示されます。ファームウェアは「NVM ファームウェアのバージョン」にあります。

Windows 11

1. Windows 11のタスクバーで、「Thunderbolt」と入力します。
2. タスクバーで青色と白色の稲妻の光のアイコンを右クリックして、 「バージョン情報」をクリックします。

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