Lenovo ペンのボタンの使い方

Lenovo ペンに関する情報と、ボタンの基本的な使用方法

Lenovo ペンに関する情報と、ボタンの基本的な使用方法

ペンの基本的な機能や、ボタン機能のカスタマイズについて説明します。


初期設定のペンのボタン機能

  • トップバレルボタン
    トップバレルボタンを押さえ、画面をタップ: 右クリック
  • ボトムバレルボタン
    ボトムバレルボタンを押さえ、サポート対象アプリのオブジェクトを消す: 消去

チャート

  • トップボタン (トップボタンがあり、 BluetoothでPCとペアリングするペン )
    ボトムバレルボタンを押さえ、対象のアプリ内のオブジェクトを消す: 消去
    • シングルクリック: Microsoft Whiteboardを開く
    • ダブルクリック: スクリーンショットを送り「Snip & Sketch」を開く
    • 長押し (3秒以上): Bluetoothのペアリングモードに入る

メモ:Pen および Windows Inkの長押しに、異なる機能の定義がありますが、 Lenovo Active Penが、長押しで Bluetooth ペアリングモードになる設計です。


ペンのボタン機能をカスタマイズする

トップボタン (トップボタン付きのペンのみ) は、Windows 10 Settings Pen、Windows Ink、Lenovo Pen Settingsアプリのみでカスタマイズ可能ですが、Lenovo Pen Settingsは、PCがアプリをインストールすると、最優先で動作します。
バレルボタンはLenovo Pen Settingsアプリ (Wacom ペンアプリ)のみでカスタマイズが可能です。

Lenovo Pen Settingsアプリを使ってボタン機能をカスタマイズ

Lenovo Pen Settingsアプリは、ペン機能に対応する Lenovo、または ThinkPad PCにインストールしておく必要があります。
アプリのインストールはこちら: http://www.lenovo.com/supportを開き、PCモデルを入力して、 PC ページで「 ドライバーとソフトウェア」からインストールします。

Lenovo Pen Settings

メモ: 画面は参照用です。アプリのバージョンによって異なる場合があります。

ペンをPCをペアリングした後、トップペンボタンを押すオプション

1回押す 2回押す 長く押す
• OneNote • スクリーンショットを OneNoteへ送信 • Sketchpad
• Sketchpad • Sketchpad • Screen Sketch
• Screen Sketch • Screen Sketch • Sticky Notes
• Sticky Notes • Sticky Notes • Ink Workspace
• Ink Workspace • Ink Workspace • Cortana
• ページ上へ • ページ上へ • ページ上へ
• ページ下へ • ページ下へ • ページ下へ
• 開く/実行… • 開く/実行 • 開く/実行
• キー入力… • キー入力 • キー入力
• 無効 • 無効 • 無効
メモ: 上記の表の機能は、アプリのバージョンやペンの設計によって異なる場合があります。ほとんどの Lenovo Active Penは Bluetoothの長押し設計でペアリングモードを起動します。

 

プレゼンモード

「ON」の時は、ボタンがシングルクリックされるとドライバーは自動的にページ下へ送ります。Microsoft PowerPoint が存在する場合、ボタンがダブルクリックされると、ページ上へ送ります。

Lenovo E-カラーペンの特別設定

Lenovo E-カラーペンに対応しているPCでこのペンを利用する場合、上部のペンボタンでさらに多くの機能が利用できます。

Lenovo E-カラーペンは、2つのペンボタン機能モードに対応しています。 Windows モード(デフォルト)、およびカラーモードです。

Windows モードでは、機能は上記のセクションと同じです。

カラーモードは、トップボタンを使用して、オブジェクトの表面から色を選択できます。

3Lenovo Pen Settings

メモ: 画面は参照用です。アプリのバージョンによって異なる場合があります。
オブジェクトでトップボタンを押すと、ColorKing アプリがポップアップして、選択した色が表示されます。 カラーキャプチャ機能を有効にしたBamboo Paperや PhotoShop、その他描画アプリ上に色を塗ることができます。
オブジェクトの一部の素材や布では選択した色の精度に影響を与えます。例えば、透明、混在色、メタリック色、スエットシャツなどです。
お使いの PCには、カラーキャプチャを有効にするペン描画アプリが初期搭載されていない場合があります。その場合 ColorKing の設定ページにあるURLからダウンロードできます。

5

メモ: URLが最新のバージョンではない場合があります。

画面のどこかで色を選択するには、ペン先を使ってColorKingの「しずく」アイコンをクリックして、選択します。


トップ/ボトムバレルボタンの機能

• 左クリック – カーソル位置でマウスの左をクリックする
• 右クリック – カーソル位置でマウスの右をクリックする
• 中央クリック – カーソル位置でマウスの中央をクリックする
• ダブルクリック – カーソル位置でマウスの左をダブルクリックする
• 4回 クリック – カーソル位置でマウスを4回クリックする
• 5回 クリック – カーソル位置でマウスを5回クリックする
• 修飾 – ボタンが実行されると、修飾ボタン (alt, ctrl, shift, Win)を選択したユーザーがダイアログを開いたときに
システムに送信します。
• 半円 メニュー – カーソル位置で半円 メニューを表示します。
• 消去 – 消去コマンドをシステムに送信して、ボタンを消去機能にします。
• バレルボタン – 「バレルボタン」コマンドをシステムに送信して、システムを起動させたり、アプリに動作を定義します。
ほとんどのアプリでこれを右クリックとして扱います。
• キー操作 – ユーザーのコンピューター操作を記録して後で再生します。
• アプリを開く/実行 – ユーザーが実行ファイル、ドキュメント、その他のファイルを開く/実行します。
• Ink Workspace – Ink Workspace サイドバーを開きます。
• Sticky Notes – Sticky Notesアプリを開きます。
• Sketchpad – Sketchpad アプリを開きます。
• Screen Sketch– Screen Sketch アプリを開きます。
• Cortana – Cortana スピーチ認識アプリを起動します。
• 無効
メモ: 上記の機能は、アプリのバージョンによって異なる場合があります。

ホバークリック

• 無効の場合、バレルボタン機能は、ペン先が画面でタップされるとボタンが実行されます。
• 有効の場合、バレルボタン機能は、ペンの検出時にボタンが押されると直ちに実行されます。

メモ: 画面は参照用です。アプリのバージョンによって異なる場合があります。

半円メニュー設定

半円メニューはバレルボタンによって起動する機能です。 ユーザーの画面にポップアップメニューが現れて、シングルクリックとタップにカスタマイズした機能を提供します。

ラジアル・ウェッジ

デフォルトでは、ラジアル・ウェッジの8 パーツには以下の値が設定されています。 (上から時計周りに)
• 再生/一時停止
• 音量アップ
• 次のトラック
• Screen Sketch
• ミュート
• Sketchpad
• 前のトラック
• 音量ダウン

各 ラジアル・ウェッジは異なる機能がプログラムされています。

• アプリを開く/実行 – ユーザーが実行ファイル、ドキュメント、その他のファイルを開く/実行します。
• デフォルト Web ブラウザ – デフォルトの Web ブラウザを起動します。
• デフォルトメールアプリ – デフォルトのメールアプリを起動します。
• 再生/一時停止 – システムにキーストロークを送信して、メディアを再生/一時停止します。
• 次のトラック – システムにキーストロークを送信して、メディアを次のトラックにします。
• 前のトラック – システムにキーストロークを送信して、メディアを前のトラックにします。
• 音量アップ – ワンクリックで音量を上げます。
• 音量ダウン – ワンクリックで音量を下げます。
• 設定 – Wacom CPL アプリを起動します。
• アプリの切り替え – アプリの切り替えを実行します。
• Ink Workspace – Ink Workspace サイドバーを開きます。
• Sticky Notes – Sticky Notes アプリを開きます。
• Sketchpad – Sketchpad アプリを開きます。
• Screen Sketch – Screen Sketch アプリを開きます。
• Cortana – Cortana スピーチ認識アプリを起動します。
• ページ上へ
• ページ下へ
•戻る
• 進む
• コピー
• 貼り付け
• 元に戻す
•やり直し
メモ: 上記の機能は、アプリ、およびWindowsのバージョンによって異なる場合があります。

Windows 10/11  Pen、Windows Inkを使って、トップボタン機能をカスタマイズ (トップボタン付きのペンのみ)

Lenovo Pen Settingsアプリがインストールされている場合、Lenovo Pen Settingsが最優先されるため、Windows 10/11 Pen、および Windows Ink でペンのトップボタンの設定が無効になっています。

設定

メモ: 画面は参照用です。Windows のバージョンによって異なる場合があります。

1. Bluetooth デバイスとしてペンをPCとペアリングする

PCとペアリングするには「スタート」ボタンから「設定 > デバイス > Bluetoothとその他のデバイス」を選択します。LED インジケーターが白色からペアリングモードに変わるまで、ペンのトップボタンを7秒間押します。デバイスの一覧からペンを選択して「ペアリング」を選択します。

2. ペンのショートカットにトップボタンを構成する

  • ペンの動作をカスタマイズして、PCでどのように動作するか設定します。どちらの手で書くか、またはどのPCかクリックしたとき、またはペンのショートカットボタンを押したとき、何をするか選択します。
  • 設定を変更するには「スタート」ボタンから「設定 > デバイス > ペンと Windows Ink」を選択します。
  • トップボタンの構成は「シングルクリック、ダブルクリック、長押し」の機能を ドロップダウンリスト: Windows Ink Workspace、 One Note、 Sticky Notes、 Drawings、 Sketch、 Cortana、 その他アプリから一つ選びます。 例: 「シングルクリック」を Windows Ink Workspaceとして構成する
  • Windows Ink Workspace を開くには、ペンボタンをクリックしたときにシングルクリックのドロップダウンリストから選択します。最初のドロップダウンリストからworkspaceを選択し、次に2つ目のドロップダウンリストからworkspace を開く部分を選択します。
  • PC がロック中でもworkspace を開くには「デバイスがロックされていても シングルクリックで Windows Ink Workspaceノート を開くをオンにしておきます。

その他の情報

Microsoft StoreからLenovo Pen Settingsアプリをダウンロードする(英語) - Lenovo Pen Settingsアプリは、Wacom対応デバイスをカスタマイズする方法です。画面にWacomペンセンサーが埋め込まれたPCにインストールすると、ペンのボタン、筆圧と傾きの感度をカスタマイズし、Wacom Radial Menuを活用して高度な機能にすばやくアクセスでできます。

関連リンク


ドキュメント ID:HT508862
リリース日:2019年07月11日
最終更新日:2025年02月04日